出産・育児の時期は、家庭の一員としての生活を満喫するのも決して悪くない。
出産や育児の体験が医師の仕事に役立つことも少なくない。
現場に戻る際、再研修などの復帰プログラムを必要に応じて利用できればより安心であろう。
休職後でもやる気のある医師の再研修を受け入れてくれる施設は現時点でもあるようだが、今後さらに休職後に活用できるさまざまなプログラムの構築が望まれる。
育児休暇後の女性医師のみならず、病気による休職や臨床以外の仕事をしていた医師の臨床への復帰に広く利用されることであろう。
疲れているときなど患者さんの前では医師自身も元気に見えるよう化粧しているというブログ筆者や、口紅をつけていないと顔色が悪いと患者さんからいわれるのでうすい色の口紅をつけるというブログ筆者もいる。
ヘアスタイルは忙しいときには、カットにいく時間がとれなくても大丈夫なように、手のかからない髪型を選ぶ。
長い髪の場合には、感染管理の面からも、診療中は顔や肩にかからないようにヘアピンやカチューシャ、カラーゴムなどでまとめておく。
手のケアは診察や処置の前後に手を洗うのは診療の基本中の基本であるが、手洗いやラテックス手袋によるアレルギーで手が荒れて、正常な皮膚のバリアが保てなくなったり、細菌感染を起こしやすくなることもある。
ハンドクリームを用いて手荒れ防止につとめたり、状況によっては必要な治療を受ける。
爪の伸びすぎにも注意する。