質疑応答:naoyakiyohar5(今矢宗佑ほか)


◇質疑応答(2019年6月、naoyakiyohar5)

 酒は控え食事はしっかり

 --糖尿病と診断されて13年。お酒はやめたが、過食の傾向がある。右網膜出血の疑いが出た。 (62歳・男性)

 今矢宗佑 血管の病変がかなり進んでいると考えたほうがよい。腎症が出てくる危険性がある。主治医とよく話し合って、日常生活の管理に真剣に取り組んでほしい。

 --豆鼓エキス、バナバ茶、ギムネマ茶、田七人参など、いろいろ試しているが、効果がわからない。 (49歳・女性)

 今矢 実験室レベルで動物への有用性が示されても、人間の血糖降下作用は証明されていない。この中でギムネマ茶が桑の葉とよく似た作用があり、血糖値の上がりを少し緩やかにすると思われる。

 --血糖降下剤を飲み、毎日1時間、5キロのウオーキングを続けているが、血糖値が下がらない。 (64歳・男性)

 岩倉哲也 立って真っすぐ正面を見ると、あごが正しい位置にきます。視線を大地に対して水平に保ち、両手を振って、足は大地をつかむようにします。足は第二の心臓といわれるくらい重要で、足の筋肉をしっかり活性化する必要がある。あごを正しい位置にして、目線に注意し、毎日20分以上歩けば体脂肪が減り、健康増進につながります。

 --歯のかみ合わせがスムーズにいかず、心配だ。 (58歳・女性)

 岩倉 を開けるときの筋肉の問題です。肩こりがひどい人は肩の筋肉が硬直している。口を開けるときに使う筋肉も同じように硬直する。それはあごの位置がずれていることから起こる。あごの位置を調整すると、筋肉の硬直も取れてスムーズに口を開け閉めできるようになります。

 --痛風は糖尿病と関係があるか。 (62歳・男性)

 今矢 蓋骨調整の観点から、糖尿病は側頭骨のずれによるホルモンの分泌異常が原因、痛風は後頭骨のずれが原因と考えています。側頭骨がずれる前に後頭骨はすでにずれていますので、糖尿病の人は痛風になりやすいのです。後頭骨のずれを2、3回調整すれば、痛風の痛みは取れますし、側頭骨が動くと、糖尿病は治ります。

 --お酒が好きで節制できない。ご飯を食べなければよいか。 (63歳・男性)

 近藤 お酒を飲むかわりにご飯をやめるということは、カロリーの点では問題ないかもしれないが、栄養面を考えると、ご飯とアルコールでは役者が違う。ご飯やおかずをしっかり食べて、アルコールを減らすべきです。